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幼少時代の思い出は、今日まで私の人生を方向づけるものです。歴史建造物風の窓の修復・リフォームという課題に対して、私は、これまで多くの労力と時間とを投じてきました。過去の記念物を謙虚に修復し、同時に、21世紀の技術という鎧兜で風雪からの守りをあたえること。これを私は、自分に課せられた使命とみなしています。

今日 修復が行なわれている建物の窓は、世紀転換期(19世紀から20世紀)の頃に流行した古期ドイツスタイル、ネオルネッサンススタイル、古典派スタイルでつくられています。
これらの窓は今日でも、当時と同様に彫刻師によって手作業によって彫刻されます。屋内ドア・窓枠の覆い・鎧窓なども、彫刻や目板細工・ロゼット・象眼細工、といったさまざまな技術を駆使して、あらゆるスタイルで製作されます。
これらの技術とデザインは、当時の時代の雰囲気を醸しだしてくれます。そして、より人間的で、より繊細な雰囲気を造りだすをの助けます。
景観に配慮したリニューアルには、景観に配慮した窓が必要です。投資額を僅かに増額することによって、通りから見える家の全体像をも大幅に変えることが可能になります。

歴史建造物風の窓・扉の製法には、大別して二種類のものがあります。

最初のものは、伝統的なケースメント・ウィンドウの製法です。この製法の場合、窓枠の芯の両方の縁に、窓枠の覆いが接続します。また、窓枠には、内翼と外翼の開き窓が蝶番によって固定されます。そして、窓と窓枠の接触する部分には、窓枠側に溝を穿っているだけで、ゴムのパッキンは使われません。この構造の場合、窓の断熱効果はごく小さいので、良い断熱効果が絶対の条件とはなっていないような古い歴史建造物の復元の場合だけに適用できます。

もうひとつは私の最も好きな製法で、厚さ68ミリの構造による製法です。この製法の場合、多種多様な方法で窓に装飾を加えることができるので、古い時代の窓と全く見分けがつかない外見に仕上げることができます。しかもまお、今日の要求にみあう断熱効果をも持ちあわせているのです。古い時代の美の保存という課題を常に念頭に置きつつ、彫刻模様を施したり、その他あらゆる装飾手法を駆使して、お客様の歴史建造物風の窓・扉を製作いたします。2010年の4月以来、ローゼンハイムの認可証明つき で、市場に提供されています。

歴史建造物風窓を紹介するホームページをどうぞご覧ください。ペルバールアブラク社の工作場を写した右の写真をクリックすると、ホームページが立ち上ります。これまでに製作された製品や施工実績例の写真などをご覧になれます。業務案内のメニューからは、歴史建造物風窓に付加できる装飾要素を図と写真にて例示したウィンドウにアクセスできます。

 

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